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食品企業の自主回収騒ぎから学ぶ、炎上の防ぎ方

2024/03/25

NEWS

食品企業の自主回収騒ぎから学ぶ、炎上の防ぎ方

「551の豚まん」で有名な蓬莱が、3月16~17日に製造・販売した豚まんに異物が混入していたとして、30万個超を自主回収すると発表しました。
今回はこの事例から、炎上を防ぐ方法についてご紹介いたします。

概要

「551の豚まん」で知られる株式会社蓬莱(大阪市浪速区)は17日、「豚まん」「チルド豚まん」の一部の商品にビニール片が混入し自主回収すると発表しました。
16日製造分の約19万6千個と17日製造分が対象で、両日合計で30万個を超える見込みとなります。

“蓬莱によると16日正午ごろ、工場でチルド用の豚まんを包んでいた従業員が、具にビニール片を発見した。
タマネギを切る機械のカバー樹脂が欠けており、混入したと判断。午後6時には販売を中止したが、
すでに20店舗以上に具が納入されており、17日午前までに9人の客からビニール片の混入が報告された。”

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/36fa13140d854f041516ff0566ccd755f0d76306

その後と企業の対応

蓬莱は原因を、製造ラインの樹脂カバーの欠損として、製造ラインを改めて点検し、3月18日より順次販売を再開しています。
また、購入した客には商品の返品と代金の返金に対応するとしています。

今回の件で注目すべきは、蓬莱の対応の早さにあります。
蓬莱は異物混入が発覚した時点で対応を進め、17日の午前中には文書でお詫びと今後の対応についての公表を行っています。

食品業界という、ミスに非常に厳しい分野においては、一歩対応を間違えれば企業にとって大損害を招く事態となります。
その中で今回の蓬莱の対応は非常に迅速で、顧客にも誠実な対応に映ったのではないでしょうか。

現代の企業に求められるもの

今回の件は、原因の特定・公表が早く、また早期に販売再開できたために、大きな炎上騒ぎには発展しませんでした。
しかし、特に食に関わる業界の方からすれば、他人事とは考えにくい内容だったのではないでしょうか。

消費者は異物混入などがあった場合、企業に連絡する前にSNSに公表してしまうこともあります。
そういったことにも対策を講じることが、現代の企業には求められています。
そのためには、日々の情報収集を欠かさず、瞬時に対応できるような体制を整えておく必要があるでしょう。

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