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ネガティブキーワードは削除できる!?

2021/10/25

基礎知識

ネガティブキーワードは削除できる!?

自社名や商品名を検索したときネガティブワードが表示されている場合、どのように対処していくべきなのでしょうか?
今回はGoogleのポリシーの紹介も交えながら、対処方法をご紹介します。

ネガティブキーワードが表示されていたら、、、

Googleサジェストが何かについては、過去の記事を下記リンクに掲載していますので割愛します。
Googleはユーザーファーストの理念のもと、運営をしています。
たとえ企業や個人にとって不都合なサジェストであっても、お構いなしに表示されてしまいます。

しかし、ネガティブキーワードが表示されている企業側からすればあまり嬉しくない平等性ですよね。

もしネガティブキーワードの対処をしたい場合、主な対応としては以下の3通りになります。

Googleに削除申請をする
弁護士を通して削除申請を行う
対策業者に依頼する

Googleに削除申請をする

もしもネガティブキーワードが表示されていたら、
まずはGoogleに削除申請をしてみましょう。

下記にGoogleオートコンプリートポリシーを紹介します。
該当する内容であれば、本人からの申請で削除される可能性があります。

危険なコンテンツ

ハラスメントコンテンツ

ヘイトコンテンツ

特定の人に悪質な嫌がらせをする

露骨な性表現を含むコンテンツ

テロに関するコンテンツ

暴力や流血

下品な言葉や冒とく的表現

選挙に関連する候補: 以下のように解釈できる候補は許可されません。

政治家または政党に賛同または反対する立場の表明
選挙プロセスへの参加または選挙プロセスの公平性に関する主張
健康に関連する候補: 医学的に健康に害を及ぼす可能性がある主張に関する候補は許可されません。
名前を示された個人に関連する微妙で中傷的な言葉: 名前を示された個人に関連する微妙な、または中傷的な言葉に関する候補は許可されません。これには次のような候補が含まれます。
ハラスメント、いじめ、脅迫、不適切な性的対象化に関連するおそれのあるもの
ハラスメント、身元詐称、金融詐欺を招くおそれのある表現で個人情報または機密情報を公開するもの

情報元:https://support.google.com/websearch/answer/7368877#zippy=%2Cオートコンプリートポリシー

上記に該当する内容のサジェストは個人からの申請で削除される可能性があります。
削除の方法は次章で解説します。

個人から申請する方法について

①下記URLにアクセスする
https://support.google.com/legal/contact/lr_legalother?product=searchfeature&uraw=

②居住地等、必要事項を記入する

③権利侵害にあたるとお考えのコンテンツの入力
→検索キーワード
例:○○商事

→不適切とお考えの検索候補
例:潰れる

→権利侵害にあたるとお考えのコンテンツが表示される国
例:日本

→ご自身の国で適用される法律に従いその検索候補が違法となる理由をできる限り詳しくご説明ください

→スクリーンショットを添付

④送信ボタンをクリックして作業完了です。

弁護士を通して削除申請を行う

個人での申請が受理されなかった場合、
弁護士を通して削除申請を行うことができます。
しかし、ここで気を付けたいのが、本当にその対策業者が弁護資格を有しているかということです。

誹謗中傷業者が、本人になりすまして削除申請することも違法行為です。

弁護士以外の業者が、代行削除申請することは、非弁行為となるので対策業者がどのように対応するのかよく確認し、資格を有した弁護士を通した削除申請であるか必ず確認が必要です。

対策業者に依頼する

最後に、対策業者に依頼をしてネガティブキーワードを非表示にすることも可能です。
ここで気を付けておきたいポイントはこの方法はあくまで非表示である、ということです。

先述したように第三者から削除申請を行うことは違法行為となるため、
多くの対策業者は法令遵守に努めており、非表示という形で対策を行っています。

仮に、対策業者の中で「絶対に」とか「消せます!」という謳い文句を見かけたときは注意してくださいね。

ネガティブキーワードはそのうち消える?

今回はネガティブワードの対処法をまとめました。
では、そもそもなぜネガティブワードが表示されるのか?
このコラムではその原因と影響をまとめております。

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