すき家のネズミ騒動に学ぶ、飲食店のSNS炎上リスクと対策は…?
2025/04/08
NEWS

すき家にてネズミの死骸が入った味噌汁がSNSに投稿され、炎上。
過去にも、飲食店の衛生管理に関する問題がSNSで拡散され、企業のブランドイメージが大きく損なわれる事例が発生しています。
今回は、すき家のネズミ騒動をもとに、
なくならないSNS上の炎上と対策方法についてお話しようと思います。
すき家の騒動内容は?
すき家は3月22日、鳥取南吉方店で提供したみそ汁にネズミが混入していた事実を認めて謝罪し、大きな炎上を引き起こしました。
また29日には昭島駅南店(東京都)で商品にゴキブリが混入していたことを公表しました。
当該店舗では過去に従業員が害虫を目撃しており、その対策のため専門の駆除会社様による施工を行いましたが、その後再び害虫が目撃されていました。これらの状況から、当社では当該店舗の衛生状態に起因した異物混入であると発表しております。
現地調査および店内カメラの映像確認の結果、当該店舗の大型冷蔵庫の扉が店外に面しており、その下部に設置されたゴム製パッキンに生じていたひび割れから混入したネズミが侵入した可能性が高いと結論付けされており、
またお椀への混入は、みそ汁の具材を入れたお椀を大型冷蔵庫で一時保管していた間に混入した可能性が高いと考えております。
すき家の対応は?
ホームページ上では再発防止に向け、2025年中に全店で廃棄物の保管庫を冷蔵対応し、4月5日(土)午前3時より、一部店舗を除く全店で24時間営業を取りやめると発表。
また、毎日午前3時から午前4時の間、営業を休止し集中的に清掃作業を行う時間を確保することで、店舗水準の向上を図ることを発表しました。
SNS時代の炎上リスクと飲食店の対策は?
SNSの影響力が強まる現代において、企業はこうした炎上リスクに対して対策を講じる必要があります。
今回のこの投稿は瞬く間に拡散された結果、消費者の間では「他の店舗でも同じことが起きているのでは?」と不信感が広がり、すき家のブランドイメージを大きく損うこととなりました。その損失は約24億とも言われています。
「うちの会社は大丈夫」と思っていても、いつ何が起きるのかわかりません。SNS時代のリスクを理解し、日頃から適切なSNS上での炎上対策を行うことが、企業の信頼を守る鍵となるでしょう。
また、弊社監視サービス【OWL eye】をご利用頂くことで、24時間365日ネット・SNS 監視をすることが可能です。
即時通知が届くので炎上前に対応することや、二次被害を防ぐことが可能です。
