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鍵付きアカウント、通称「鍵垢」でも罪に問われるのか?

2021/12/20

基礎知識

鍵付きアカウント、通称「鍵垢」でも罪に問われるのか?

今回はTwitterやInstagramで使用される、鍵付きアカウントでの誹謗中傷は罪に問えるのかについてまとめました。
判例も交えて解説をしていきます!

鍵付きアカウントとは?

鍵付きアカウント(略称:鍵垢)とは、主にTwitterやInstagramなどのSNSで見られる非公開アカウントのことです。
通常、TwitterなどのSNSは、世界中の誰もが見れる状態で投稿を行います。 しかし、アカウントを鍵付きにすると非公開設定となり、自分が許可をした人以外はツイートを閲覧することができなくなり、公然性を消すことが可能です。

鍵垢で投稿した誹謗中傷は罪になるのか

万が一、Twitter等のSNS鍵付きアカウントから誹謗中傷を行った場合、名誉毀損罪などの罪に問われるのでしょうか?
先述したように鍵付きアカウントは公然性が無く、フォロワーが0人であれば誰にもツイートは見られることはありません。
公然性が無く、罪に問われにくい可能性があります。
ですが、被害者が開示請求を行った場合には、投稿者が特定され、慰謝料を請求できる可能性も十分にあり得ます。

実際に罪に問われたケースもある

2016年に発生した事案で、鍵付きアカウントからの誹謗中傷の投稿に対して実刑判決が下された判例があります。
この時のポイントとなったのが、被告のアカウントが鍵付きアカウントでフォロワーが500人以上いたという点です。
裁判所は「鍵付きアカウントだから公然性を欠く」という考えを否定し、実際には「500人程度」という数については言及されていませんが、被告の承認を受けている者が複数いたことを認めました。
ツイートの時点では「一次的な閲読者」だけであって不特定多数に伝搬していなくても、「二次的な閲読者」にも伝搬する可能性があるという判断のもと、下された判決と言えます。

鍵付きであってもツイートは節度を持つことがベスト

「鍵垢だから絶対にバレない」と思って過激なツイートをしていると、いずれ罪に問われる可能性があります。

SNSは匿名で活動は出来ても、投稿者が特定されるツールですので、
十分に理解したうえで投稿することが重要です。

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